方法3:ETAS登録代行業者へ依頼
オーストラリア政府・移民局のサイトと並んで、オーストラリア観光ビザ、ETAS(イータス)の取得方法として、最もポピュラーなのが、このETAS登録代行業者です。
一口に「ETAS登録代行業者」といっても、ETAS登録を専業として行っているところ、本業が旅行会社で別部門・サイトでこのETAS登録を行っているところ、個人らしきサイトなど、様々です。
一般的に、店頭で申込受付ではなく、インターネットから申込、カード支払い、登録証の発行まで、オンラインで完結している所がほとんどです。
以前はオーストラリア政府・移民局のサイトより若干安い、1500円前後の料金が相場でしたが、最近は1000円を切る料金の会社も出てきました。これにより、ますますETASの取得方法としては、この方法の割合が高くなっていくものと思います。
オーストラリア政府・移民局のサイトが20ドルかかるので、これらのETAS代行業者に頼むと、例えばETAS代行業者の料金が1000円だった場合、プラス20ドルかかるものと誤解している人も多いようです。
それは誤解であり、正しくはありません。
「方法1:オーストラリア政府移民局のWEBサイト 」で説明した通り、オーストラリア政府に対するETASの申請手数料自体は無料です。オーストラリア政府・移民局のサイトから申し込む場合も、実際には政府・移民局へ直接申し込んでいるわけではなく、民間の取得代行業者のシステムを利用してETASを取得していることになります。その取得代行業者への代行手数料が20ドルということになります。
つまり、オーストラリア政府・移民局のサイト以外のETAS代行業者に依頼する場合、オーストラリア政府・移民局のサイトから取得するのではなく、直接オーストラリア政府・移民局のシステムよりETASの取得をおこないます。つまり、そのETAS代行業者の「登録代行手数料」の1000円しかかかりません。
ETAS登録代行業者は、インターネット専業の所も多いので、利用にあたり若干不安を覚えるのも事実。でも、値段も安くて利用したいと思うのも当然です。そこで、安心して利用のできる会社を見分けるこつを、いくつか、ご紹介します。
1. 会社情報が掲載されているか。個人会社ではないか。
2. 利用者の声が掲載されているか。あってもいかにも創作のものが掲載されいないか。
3. プライバシーポリシーの記載があるか。
4. 手数料の記載が明瞭、明快か。
特に最近目につくのが、「個人が運営する会社」、つまり「個人会社」。
以前は株式会社で1000万円、有限会社で300万円の最低資本金が、会社設立に必要でしたが、現在はこの規定が会社法に定められていました。これが現在撤廃されて、1円で会社を設立することができます。
オーストラリアも同様で、1ドルで個人でも会社を設立することが可能です。
つまり、「会社組織だから」というのは、何も信用度を図る目安にはなりません。
個人会社を見抜くのは、その資本金の額が会社概要で公開されているか、公開されている場合はその資本金額の大きさを考慮するといいでしょう。
そして、一番的確にわかるのが、「会社所在地を、GOOGLE MAPのストリート・ビューワーで見る」です。
立派なホームページを作って、個人会社とは思えない名前のサイトが、会社所在地を検索、すると普通の住宅地の1軒屋、というのが結構見つかりますよ。
名前 | サイトアドレス | 料金 | 備考 |
テレキュート | http://www.telecute.co.jp/etas/ | 1296円 | ETAS登録業者の老舗。 |
ビザ次郎 | http://www.jep.org/ | 977円 | 人数により割引あり。 |
ラストリゾート | http://www.lastresort.co.jp/evisa/etas/ | 980円 | 人数により割引あり。 |
ヒューマンジェルス | http://www.visa-info.jp/etas.html | 680円 | 郵送の場合1080円。 |
トラベルドンキー | http://www.traveldonkey.jp/chumoku/aus.cfm | 5ドル | 管理人おすすめ! ツアー申込者特別料金。約430円。数万人に及ぶ取得実績。 |
その他のオーストラリア観光ビザ、ETAS(イータス)の取得方法
1. オーストラリア政府移民局のWEBサイトから行う
2. 日本の旅行会社に依頼する
3. ETAS登録代行業者に依頼する (←サイト管理人お勧め方法)
4. 乗機する航空会社に依頼する (←2017年現在申し込みできなくなりました)